2010年12月30日木曜日 0 コメント

つるり



蕎麦より断然うどん派であった。奇遇にも、夫婦揃ってそうであった。

母の実家が長野で、蕎麦とりんごは親戚からよく届いたものだが、どちらもあいにく好きではなくほとんど食べず、これがうどんとみかんだったらうれしいのになあなどと罰当たりなことを考えていた。

年越し蕎麦だけはなかば義務のように食していたものだった。


それがなんとしたことでしょう。
ここ数年、蕎麦がおいしい。
奇遇にも、夫婦揃ってそうなりつつある。すっかり熟年の仲間入りだ。


今年も、劇団でお世話になっていた先輩から信州蕎麦が届いた。
心が浮き立つのは、蕎麦のおいしさを知ったせいばかりではない。


蕎麦はのどごしなどと言うけども、しっかり噛みしめて食べようと思う。
2010年12月28日火曜日 0 コメント

アトリエフォンテーヌにて



芝居を観てきた。

去年の今頃、ひょんなことから知り合った女優さんが出演。

その時は、所属劇団が活動休止になってちょっと路頭に迷い気味、というようなことを言っていたが、こうして活動が再開したようで、他人事とはいえ目出度い限りである。

劇団というのは、とりわけその座長というのは、所属する俳優の人生を丸ごと預かっている。その責任は重い。
俳優自身も、人生まるごと預けるくらいの覚悟でそこに存在していないと所属する意味がない。

泥臭いこと極まりないが、そういうものなのだろう。
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僭越ながら



クリスマスから3日が過ぎて、ようやくパーティー○ーレル付属のケーキに着手。
賞味期限とかあんま気にしないタチである。

時期外れに食べるのは毎年のことだ。

ケーキは別口で購入するので、できれば○ーティーバーレルにはケーキよりむしろビスケットかなんかをつけてほしい。ついでにサラダがもっと充実するとなおいい。

と思っている人はきっとたくさんいるはずだ、と夫に熱弁をふるうと
「投書でもすれば」
と言われた。

庶民派代表を名乗るのもおこがましいので、投書はせずにここにちんまりと書きました。

でも案外イケるよねこれ、と言いながら食すのも毎年のことだ。
2010年12月24日金曜日 0 コメント

FRIDAY THE 13TH part2

今日は24日の金曜日で同時にクリスマスイブでもあるのだが、そんな日こそホラーなのだ。

主にストーリー性の希薄さから、昔からスプラッターホラーがあまり好きではない。
改めて観てみてもやっぱりそれほど、といったかんじだ。

ただそれだけに、恐怖感はシンプルに植えつけられる。
ジェイソンは大人版なまはげだと思った。

「エッチなことばっか考えて浮かれてると、ジェイソンが来るぞ。」

クリスマス前夜、私にあるのは色気ではなく食い気だけだ。
ジェイソンも見逃してくれるだろう。
2010年12月22日水曜日 0 コメント

奥の手



今日は冬至。

グリコの怒涛の換毛がまた始まった。

ブラッシングはぶひぶひ言って嫌がるくせに、禁断のコロコロは平気らしい。

せっかく尻ハゲが治ってきたのに、今度は背中がえらいことになっている。

草を食むうしろ姿は、新橋のガード下あたりがお似合いだ。
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食卓のメリークリスマス



結婚当初に近所の雑貨屋で買ったミニツリーの箱と台座がだいぶくたびれてきたので、思い切って引っぺがし、件の皿にのせてみた。リャンメンテープ使用。

「そのお皿にはケーキをのせてほしかったのですが」
コー○ーコー○ーの人の嘆息がきこえてくるようだが、大丈夫、まだ3枚ありますから。
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自慢



○ージー○ーナーでケーキを予約してもらったお皿が意外とかわゆらしい。


実はもう一組ある。

なぜなら、2ホール予約したからなんだぜ。
2ホールを二人で食べるんだぜ。
すっげーだろ。
2010年12月21日火曜日 0 コメント

青年座スタジオにて



芝居を観てきた。

研究所の同期であるところの、野々村のんことキムラノブコの企画・制作・主演。
私なんか考えただけでおえっとなってしまうこの三段重ねを、彼女は好き好んでもう3回もやっている。


一年間、炬燵から一歩も出ない自称こたつむりの女が、罵ったり嘲ったり泣いたり笑ったりおえっとなったり気絶したり悶絶したりその他もろもろ。

こういう役は、男気のある女優でないと務まらないと思う。そうでないと観てておえっとなってしまうからだ。
野々村のんことキムラノブコはじめ、出演した女優陣みんながぱりっとした男気をもっているから、このギリギリ感満載の題材がきちっと昇華していたのではないか、という気がした。
2010年12月19日日曜日 0 コメント

サイコ

ノーマン・ベイツという名や、ヒロインのシャワーシーンや、ラストのサブリミナル効果や、名作だけに断片的な情報は見聞きしていたが、実はちゃんと観たことないのよね、という人は意外といるんじゃないかと思う。そうでもないかな。少なくとも私はそうであった。

公開からすでに50年が経っているが、100年経っても名作は名作だ。
なまじ映画オンチなだけに、こういった感動がこれから先たくさん待っているかと思うと、ちょっと得した気分になったりもする。
2010年12月18日土曜日 0 コメント

東京芸術劇場にて



芝居を観てきた。

新劇のお芝居には、良いところもあるが多分に悪いところもある、というのは実際に身を置いてみて痛感したことで、だから観ていてもほぼ必ず「あーあこれだ」と思ってしまう瞬間がある。要するにひねた客なのである。

しかし。
今回は全くそれがなかった。

なんというかとても美しい精神性でもって作られた作品だったように思う。

門外漢が偉そうに言えた義理ではないが、いい作品を作るにあたって演出家に求められるものは、手腕でもなくカリスマ性でもなく、きっと精神性の高さだ。
身を切るような痛みを経て、それは必ず役者にも伝染していくのだ。
そして客席にも。

そういうことが決してきれいごとではない、と思えた池袋の夜であった。
2010年12月17日金曜日 0 コメント

第9地区

ホラーは嫌いだがSFは嫌いではない夫と観賞。

例のごとくろくな下調べもしないで観たので、もっと大作然としている作品だと勝手に思い込んでいたのだが、いい意味で期待を裏切られたかんじだった。
手ブレ映像はやはり今の流行りなのだろうか。どうもなじめないが、面白かったからいいや。

製作者たちは「全く新しいタイプの映画だ」と豪語していたが、私の観始めての第一声は
「つ、円谷プロ!?」であったのだが、面白かったからそれでいいのだ。
2010年12月10日金曜日 0 コメント

中野ザ・ポケットにて



芝居を観てきた。

友達なのに、近頃じゃすっかりお世話になりすぎてもうちゃん付けで呼べなくなってしまった彼が作・演出をつとめ、彼のところの看板構成員が2名出演。

学園もので、先生役も生徒役も年齢的に無理なくハマるという俳優陣の層の厚さは、さすが老舗。

終演後の面会というのがどうも照れてしまって年々できなくなってきているので、後日感想メールを送るということが自分の中で定例化しているのだが、相手にとっちゃ迷惑なハナシだろうか。


公演は12(日)まで。チケットはまだあるそうです。
と、罪滅ぼしがてら宣伝してみました。
2010年12月8日水曜日 0 コメント

ホジティブ



かにをほじるための「ホジホジ」(R)かに道楽

店では割り箸同様使い捨てなのだが、我が家ではもう3回は使っている。


洗ったらよく乾かすのがポイント。
2010年12月7日火曜日 0 コメント

蟹バリズム



ずわい姿茹で。

ポケットマネーで買いました。

本番直前の夫のため、というのは口実で、実は自分が食べたかったのだ。
というのは照れ隠しだ。

ともあながち言い切れない。
2010年11月19日金曜日 0 コメント

タンポポ

ラーメン食べたい。

チャーハン食べたい。
オムライス食べたい。
北京ダック食べたい。
白桃食べたい。

生も性も死も食とともにある。人生を謳歌したかったらまずおいしいものを食べないとね。
と、しみじみ思った。

2010年11月13日土曜日 0 コメント

拝啓天皇陛下様

戦争ものの芝居の稽古中である夫が、参考資料用に借りてきたのを付き合いで観たのだが、面白すぎてびっくりした。

「男はつらいよ」シリーズをほとんど観たことがない私だが、渥美清がのちに国民的人気者になるのはもうこれは当然というか必然というか、運命だわ。と思わざるを得ない、天賦の才をまざまざと見せつけられた思いであった。

長門裕之の、飄々としながらも決してぶれない、二枚目が脇に回る際のお手本のような居ずまいも、素晴らしくイカしていた。

その他の俳優陣もみんな魅力的で、掛け合いが絶妙。その間合いにはこれっぽっちも古臭さが感じられない。

おかしくて、すこし切なくて、最後には元気が出る。どんな時代に生まれても要は生き方なんだ、などと、ひね切った私でも爽快に前向きな気持ちになれる、それが喜劇のし、真骨頂なんだな。

山下清(本物)も一瞬だけ出演。
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妖怪大戦争

ゲテモノ好きなので、過去には妖怪関連の本も結構読んだが、「妖怪ってあんまり怖くないな」という結論に達し、心霊系に走るようになった。
ある意味、幼心にもちゃんと水木しげるイズムが浸透したということなのかもしれない。だって妖怪は怖くないのだ。

テーマは万国共通なのかもしれないが、ちょっとした小ネタに至るまで、日本人が日本人に向けて作った映画、というかんじがして「邦画を観た」満足感を味わえた。
黒幕の加藤が「帝都物語のアイツみたいだ」と思ったら同一人物であった。ああ無知。

近藤正臣がとびきりステキだった。
神木少年は確かに天才子役かもしれないが、基本的に妖怪への畏怖が稀薄で「ぉわお」とかいう人(妖怪)を食ったようなリアクションばっかりするくせに、見せ場ではきっちり本息で芝居するみたいな賢しらなかんじがおばちゃん的には不満。
2010年11月6日土曜日 0 コメント

SAW6

悪い言い方をすれば、謎が明るみになるにつれてどんどん説教臭くなってきているし、ジグソウに対してお前何様やねん、と関西弁で思わないこともない。

しかし、誰もが多少は持ち合わせているであろう、ねずみ小僧的義賊に対するあこがれを巧みに突いてくるかんじが確かにあって、これはもう、演じる俳優の存在感とか説得力に依るところがかなり大きいんじゃないかと思う。

次回はいよいよファイナルで、なんでも3Dなんですってね!?
猫も杓子も3D3Dってどないやねーん、と関西弁で思わないこともないけど。
2010年11月2日火曜日 0 コメント

ラスクスクス



「最近はコンビニスイーツも馬鹿にできないもんだね」
などと言い、気軽に買い、気軽に食す日々への自省を込めて、たまには菓子を自作しなければならないと思っている。

冷蔵庫で死にかけていたバゲットを
切る
焼く
塗る
焼く
以上。

菓子作りなどと威張って言えない簡単工程だが、大量に使用されるバターと砂糖に恐れおののきながら作ることが自省につながるわけなのだ。
2010年10月22日金曜日 0 コメント

旅のラゴス

数少ない電車移動や歯医者の待ち時間などにちまちまちまちま読み進め、このほどようやく読了。読書に割く時間が年々少なくなっているようだ、いかんいかん。

筒井作品の主人公たちは皆、とても頭がよい。
己を知り、世の中を知り、機転と洞察力にたけていて、そして孤独だ。
ただしたいていは、性格が少々悪かったり女々しかったり何かしらのコンプレックスがあったりするのだが、ラゴスさんはカンペキだった。カンペキすぎた。

最後まで読み終わったときに、
「くそっ、ラゴスのやつ、勝ち逃げしやがったな!」と思ってしまうほどに。
2010年9月16日木曜日 0 コメント

黒酢は胃にくる



どういうわけだか、暑さが和らぐと同時に満腹中枢が不思議ちゃんから普通の女の子に戻ってくれた。

やれやれだ。

とはいえ、稽古後の空腹を満たすにあたって、もずく酢一丁ではやはり役不足だろうか。
2010年9月14日火曜日 0 コメント

ハリーポッターその6

続きものというのは、パート3を超えるとだんだん記憶が曖昧になってくる。
前作を観たのがかなり前なので、「私本当に5まで観てるんだろうか」という不安を抱えながらの観賞だった。

ハリーしょっぱなからナンパしてるし。校長の隠密と化してるし。
いつまでも無邪気な子供ではいられないということか。

特殊な能力を持つことへの憧れは大人になった今でも尽きることはない。
例えば、あーもうちょっと寝たいから時間止まってくれないかな、とか。
あー電車乗るのかったるいから瞬間移動したいなーとか。

ハリーポッターシリーズには、そんなふにゃけた、いいとこ取りの願望にとどめを刺してくれる不気味さがある。

2010年9月6日月曜日 0 コメント

スティーブン・キング版シャイニング

キューブリック監督の「シャイニング」は、原作者のキングにとっては不満でどうしようもなかったらしい。
俺の言いたかったのはこういうことだコノヤロー!というキングのほとばしる思いがぎっしり詰まった4時間半(TV仕様)であった。

確かに、キューブリックの映画版とは似ても似つかない。

家族の関係は「修復」作業に入った時点ですでに修復は不可能なのだろうか、と考えさせられるような、家族の痛々しい心理描写に4時間半のほとんどが費やされていたような気がする。
そしてそれを見事に覆すハッピーエンド。この「救い」が映画版との決定的な違いだ。父親が死ぬのは一緒だが、あんな変な顔して死なない。

原作の素晴らしさを垣間見るには充分な作品だったが、かといってキューブリック版の素晴らしさが色あせることも決してないのだ。
2010年9月4日土曜日 0 コメント

アバター

劇場の大画面で堪能することと、一人でこっそり堪能することとを秤にかけると、ホラーに関しては例え19インチのモニターにしょぼいスピーカーであっても自宅で鑑賞したいと思うのだが、こういう「超大作」になってくると話は別だ。これを大画面3Dで観たらさぞかしなんであろう。

これだけ派手なドンパチを繰り広げといて、実は一人も死んでません、ではお話にならないのはわかっているけれども、敵味方関係なく、牛馬に至るまでだーれも死なないでほしかったなあ。

と、ホラー好きのくせに、いやホラー好きだからこその無茶な注文をしたくなるのが「超大作」の魔力だろうか。

シガニー・ウィーバーってもう還暦なんだ、すごいなあ。
2010年9月1日水曜日 0 コメント

ユージュアル・サスペクツ

以前、mixiかなんかのニュースで
「あっと驚くラストの映画ランキング」みたいな記事があって、上位にランクインしている作品の中でこれだけを観たことがなかったので借りてみた。

あっと驚く結末を期待しすぎてあまりあっと驚けなかったが、それを差し引いても存分に楽しめる作品だったと思う。

職種にかかわらず、正真正銘のプロというのはべらぼうにかっこいいもんだなあ。
と、こういう作品を観るたびに思う。

私もやくざな稼業だけど、プロ意識を忘れずに頑張ろっと。
なんつって。
2010年8月31日火曜日 0 コメント

ディセント2

今回の探検隊は、男女混合であった。

洞窟に入るや否や、場を仕切りだす保安官に「リーダーは俺だ」と主張する捜索隊長。なんて「男らしい」やり取りだろう。

捜索隊長はあっという間に死んでしまい、保安官は暴走して女性陣の足を引っ張りまくる。
唯一命がけで仲間の(意中の)女性隊員を救った若い男性隊員も、終盤で息も絶え絶えに「助けてくれ…」なんて言っちゃうことで、これまた見事に女たちの足を引っ張ってくれるのだ。

パート3を予感させるラストも、やはり男性の手によってバッドエンドに早変わり。

「本当の敵は謎の地底人なんかじゃなくてオトコです、オトコ」
と言わんばかりの徹底っぷりであった。
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朝潮



あごマッサージ中。

耳・おなか・あごは一日中動かしているので疲労がたまるのだ。

抵抗をしないのは、まんざらでもないか、イヤすぎて現実逃避をしているかのどちらかだ。
2010年8月27日金曜日 0 コメント

チャイルド・プレイ

アメリカで大ブームを巻き起こした『キャベツ畑人形』が日本初上陸をした日、デパートの前は大行列!…かと思いきや人っ子一人おらず、リポーターが必死で場を取り繕う姿が朝のニュース番組で放送されていた。

記憶に残る一番古い「痛いニュース」である。

チャッキー人形はこのキャベツ畑人形をモデルに作られたそうだから、ちーっともかわいくないのも無理はない。

ひきかえ、アンディ少年のかわいらしさには、のっけからノックアウトであった。
最後、小狡く命乞いをするチャッキーに引導を渡すところなど、この幼い心にどれだけの重荷が背負わされたのかと、おばちゃん切なくなっちゃったよ。

ちーっともかわいくないはずのチャッキーが、凶悪化するにつれかわいく見えてくるのも不思議だった。
多くの続編があるのもうなづける。
2010年8月26日木曜日 0 コメント

少年メリケンサック

レンタル待ちしているうちに忘れちゃってて変なタイミングで観る、という私にはよくあるパターン。

多くの批判的評価のなかで
「パンクの何たるかをわかっていない」とか
「田口トモロヲを出すにしてはパンク的に生ぬるい」
とか言われていたが、歌詞の意味も分からずに(英語だから)クラッシュやラモーンズにハマり、田口トモロヲといえば鉄男かプロジェクト某しかイメージできない私には、そこんところはよくわからない。

相原コージ著『コージ苑』の、おじいちゃんが入れ歯を飛ばしながら
「老い老い老い!」とシャウトする
「老いパンク」というタイトルの1コマをたびたび思い出しながら、観ていた。
2010年8月24日火曜日 0 コメント

呪怨2

邦画克服プロジェクト第二弾。
「リング」に次いで、巷で話題になっていた(観なかったけど)という印象があるのが「呪怨」だったので。

4~5日前に1を観て、ちょっと迷った末に今日これを観た。

ホラー映画って画質があまりクリアじゃないせいか、女優さんたちはどうしてもお肌がくすみがちに映ってしまって大変だろうなーと、思いました。
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皺を刻む



早口言葉を、やっている。

長年のサボりのツケが、あごに重くのしかかる。

脳が情報を処理してそれを舌やら何やらに伝えるのに、えらく戸惑っているのがわかる。

こういうのは慣れてくれば、反射的に、脊髄が直接しゃべるかのようにすらすらとイケるようになるのだろうが、やはり手間はかかってもいったん脳みそを通過させねばなるまい。

これは言葉なのだ。

「親にも八百屋にも謝らねぇよ!」
とふて腐れるお綾の姿を、しっかりとイメージするのだ。

がんばれ、脳。
2010年8月20日金曜日 0 コメント

甘露玉



またまた夫の居ぬ間の初物。

少々小粒だが大変美味であった。

巨峰はきちんと皮をむいて食べたい派なので、ながら食いができない。真摯に向き合わざるを得ない、そこがよい。

左手で持ち、右手で皮をむく。
私は左利きなのだが、これに関しては右利きの人と一緒だ、と今気づいた。

2010年8月19日木曜日 0 コメント

リング0

邦画ホラー食わず嫌い克服プロジェクト第1弾として「リング」シリーズを選んだわけだが、結局全くの初見(原作も読まず)だったのはこの1作品だけだった。

生前の貞子が、上京して劇団員になったあたりのことが中心に描かれているのだが、あれ、この風景どっかで見たなと思ったら、私が研究生時代を過ごした劇団青年座がまるまる使われていたのだった。劇団員役に青年座の面々。同期もいた。

貞子の正体を暴くためとはいえ、劇団員が舞台の本番中に芝居と全く関係のないテープを流すとかそれってアリなのか?ナシでしょう。とかいちいち引っかかるところはあったものの。

全作品において誰もが知っている有名俳優を起用していて、作った人たちはきっと邦画ホラーをメジャーにしようと頑張ったんだろうなー、などと妙な感慨を覚えたのだった。
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らせん・リング2

昔、巡業先の映画館で劇団の先輩と子役の子と3人で観たのはやはり「リング2」の方であった。
序盤でいきなり「あまりの恐怖で廃人状態になっている遺体の第一発見者のおじいちゃん」役として劇団の大長老が出演していたので大騒ぎし、その後の恐怖シーンでは私以外の二人が逐一大騒ぎをし(いい客だ)、というかんじだったので終始気もそぞろだったのを覚えている。

やはりホラーは一人でじっくり見るのがよい、と痛感した出来事であった。

だから真田広之は髭ない方がいいんだってば。
2010年8月18日水曜日 0 コメント

リング

劇場で観たのがこれだと思っていたが、どうやら2の方だったようだ。
1はビデオで観たのかテレビだったか。もう12年も前の映画なんだなこれ。竹内結子が女子高生役だもの。死に顔頑張ってていじらしい。

原作が衝撃的に面白かったのを覚えている。
結末がわかってても楽しめるということはいい映画なんだなと思った。恐怖シーンもラストのアレまでは品よく抑えられてて好みだ。

個人的には、真田広之は髭がない方が好き。
2010年8月17日火曜日 0 コメント

UNBORN

グリコ小屋の床下に敷いている、古新聞ならぬ古テレビブロスでこのDVDの記事を発見し、興味をそそられ借りてみた。

最近、期待が大きいと逆に拍子抜けすることが多い。

途中中だるみして眠くなったし、展開があらぬ方向に行っちゃったかんじだし。

振り返ると「ッシャーーッッ!!」みたいな恐怖シーンというかびっくりシーンの連続に食傷気味。

夫はホラー嫌いの理由として「驚かそうという意図が見え見えで腹が立つ」というようなことをよく言っているが、確かにそういう作品が多いのも事実だ。
2010年8月11日水曜日 0 コメント

悪魔の棲む家2005

間違って借りたリメイク版だが、せっかくなので観てみた。

オリジナルの神父と教会とのやり取りや、ラストの犬の健闘がざぱっとカットされているのがいかにも現代っぽい。ホラー的サービスカットも満載だ。
主人公の継子との微妙な関係や、とり憑かれていく際の葛藤が、オリジナルよりかなりわかりやすい。

ただちょっと説明過多。サービスカットはあんなには要らない。
別に気持ち悪いシーンが観たいわけじゃない。

昔より確かにできることは増えたかもしれないけど、あえてそれをやらない美徳とかさ、そんなものをついつい求めてしまうのだが、現代のニーズには合っていないのだろうか。
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パイレーツオブカリビアンその3

実生活ではできるだけ地に足の着いた男性と関わりたいと思っている。

ひとつところに留まっていることがどうしてもできない性分の男性とか、逆にひとつところに引きこもって怪しげな生活を営んでいる男性とか、現実ではご勘弁願いたい人物も、ジョニー・デップが演じるとなんて魅力的に映るんだろうといつも思う。それがスタアというものなのか。

デビュー作が「エルム街の悪夢」だと知ったのはだいぶ後になってからだが、言われてみれば、すでにスタアの片鱗をうかがわせる見事な殺されっぷりであった。
2010年8月6日金曜日 0 コメント

ネイルケア後



グリコには、私たちには気づけないほどたくさんのルーチンワークがあるのだろう。

なんて比較写真の撮りやすい生き物なんだ。
2010年8月3日火曜日 0 コメント

蒲田行進曲

風間杜夫が大好きだ。

好きになったきっかけが記憶にない。
少なくとも「蒲田行進曲」ではないことは確かだ。
だってちゃんと観るの今日が初めてだもん。

子供のころから何度もテレビで放映されてるのを横目で見ながら
「なんて辛気臭い映画なんだ」と思っていたのだ。
平田満がへつらう姿と、松坂慶子の「あんたぁ~」の連呼がそう思わせたのだと思う。

あまりに有名すぎる作品なので今更くだくだと感想などは書かない。

ああでも。
やっぱりモリオはいいなああ。
真田広之も最高だなあ。

私にとって、この二人への好きポイントは非常に似ているのだ。
端正さと脆さ。
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無駄な抵抗は止せ



爪がだいぶ伸びてるから、今夜にでも切るとしよう。

人間のおとな二人がかりで。
2010年8月1日日曜日 0 コメント

悪魔の棲む家

まーた間違ってリメイク版を先に借りてしまったが、観る前に気づき事なきを得た。

単なるイメージで何の確証もないが、昔のホラーのほうが、上映時間が長い気がする。エンドロール込みで2時間だった。最近のものは80分90分くらいが平均的なのでは。単なるイメージだけど。

長い分、背景描写に時間をかけていて、おばさん的には大変好ましい。古き良きホラーである。

いろいろポイントはあるけど、一つだけ挙げるなら
ナイス犬!

地獄の古井戸からご主人様を救い出すなんていう芸当は、グリコにはとてもマネできまい。
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ドントホーミタイ



撫でられるのは好きだけど抱っこされるのは嫌い。
というのが、おおかたのうさぎの習性らしい。

しかし、健康管理のためには堪えてもらわねばならない。

憐れを誘うような目をして、実は逃げるチャンスを虎視眈々と狙うグリコ。

悪女め。
2010年7月31日土曜日 0 コメント

ディセント

女ばっかり6人で洞窟探検、などといったら何も起こらないはずはないのだ。

生粋のインドア派を自認する身としては、女だてらに本格的な探検スキルにひたすら感心した。鍛え上げられた女優陣の力演が見もの。

このままサバイバル・パニック・女同士のあれやこれやだけで進んでくれても一向構わないよ、と思って観ていたら、ひょっこりホラー要素が姿を現した。
あ、そうかそうか、これホラーだもんね、忘れるとこだった。とかなんとかいいながら、最後までいいスピード感で楽しめた。

続編はレンタル中だった。
そのうち観よう。
2010年7月30日金曜日 0 コメント

ポケットサイズホラー



最も好きなホラー映画は、と問われれば迷わず
「シャイニング!」と答えるつもりでいるが、不思議と問われたことがない。

そんなに好きならいつでもどこでも観られるようにしてやろうじゃないかと思い、iPodに入れてみた。

ちいちゃいちいちゃい画面でも、ジャック・ニコルソンの存在感は薄れることがない。

ナイスニコルソン。
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ペットの目線で撮りましょう



今日の午前中は涼しかった。

久々に古巣の六畳間(冷房なし)でくつろぐグリコ。

の、おしり。
2010年7月29日木曜日 0 コメント

バタリアン

ゾンビものにはあまり興味がなくて、この「バタリアン」も、昔テレビでチラ見した程度で、ちゃんと観たことがなかった。

「おバカホラー」というイメージがあったがとんでもない。
これは、これは、上質のファンタジーだわ!と少ない語彙で表現してみました。

とりわけ琴線に触れたのは、おじさんたちのかっこよさだった。
火葬場のおっさんの沈着さ!
倉庫社長のおっさんの捨て身の行動!
そしてなんといっても、バタリアンガスを吸って生きながらにして死んだ倉庫社員のおっさんが、バタリアン化する寸前に見せた侍魂!

それらのすべてが無に帰す潔さがまたいい。

いいホラーでした。
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クローバーフィールド

ホラーのつもりで借りに行ったら、パニックムービーコーナーに置いてあった。が、この際ジャンルなどどうだっていい。

観ている最中から、眼球裏のずきずきとげっぷ(汚)が止まらなくなった。よほどの三半規管の持ち主でなければ、観賞に耐えられないのではなかろうか。

最近流行りのポイントオブビューだか何だかわかりませんが、臨場感というのはこういうことではないと思う。
2010年7月28日水曜日 0 コメント

東京島

自宅ではついホラーに釣られてしまうので、またも仕事帰りにドトールへ。

途中小腹がすいてミラノサンドBを注文しに行ったら「パンがなくて作れません」と言われ、ドトールがミラノサンド出せないようなら店を閉めてしまえと思う。

仕方なくレタスドッグ片手に読了し、今回はあんまり乗っ込めなかったなーと思いながら店を出て、ふと思い立ち隣の薬局でダニアースとムシコナーズを購入。
ここで気づいた。

喫茶店のパンや部屋の小虫に目くじら立てるような感性ではこの作品にのめり込むことはできないと。
2010年7月27日火曜日 0 コメント

ラブスイーツ・フロム・仙台



不実な妻のもとに、夫から小包が届いた。
仙台銘菓「萩の月」やっほーい!

みんな好きだよね!私も好きだ!!
北海道銘菓「白い恋人」と並ぶ、奇跡のお菓子が今ここに!

連日「送れ送れ送れ」と呪文のように唱えた甲斐があった。
チョコ好きの夫らしいセレクトで、チョコバージョン「萩の調」とのセット。

賞味期限が夫の帰京日。
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CALVAIRE

「変態村」という身も蓋もない邦題にどん引きしてしばらく借りられなかったが、勇気を出して借りてみた。

これはホラーなの?という疑問を持ったが、監督がはっきり「ホラーだ」と言い切っていたし、食事のシーン、どっかで見たことあるなあと思っていたら、「悪魔のいけにえのオマージュなんだ!」とこれまたはっきり言い切っていた。狭いようで狭いホラー業界。

原題はラテン語で「ゴルゴタの丘」という意味で、主人公はキリストになぞらえられているらしい。
だからかわかんないけど、主人公は他の登場人物全員から異常な求愛をされ、抵抗はすれども決して反撃はせず、さめざめと泣きながらそれらを受け入れるのである。

映画オンチの島国日本人にはイマイチ理解しがたい内容であった。
「ホラーは嫌いだけどフランス映画は好き」という方にぜひ観ていただいて、感想をお聞きしたい。

特典映像のショートムービーがなかなかすごかった。
本編もこちらも、「変態」というより「偏愛」に近いなと思った。

2010年7月26日月曜日 0 コメント

団地妻秘め事シリーズ



あぁあなた、許してください。
あなたに内緒でまたこんなことを。

あたくし魔がさしてしまったの。
いつものスーパーでお買い物をしようと思った道すがら、「川魚専門店」の幟を見かけてしまってついふらふらと。

実はね、あなた。
まだ半分残っているの。
あなたのお帰りを待ちたいのはやまやまだけれど、
あたくし今にも、誘惑に負けてしまいそうよ。

あぁあなた。
不実な妻を、許してちょんまげ。
2010年7月25日日曜日 0 コメント

THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE

邦題「悪魔のいけにえ」

いまどきホラーが続いていたので、過去の名作を。

ホラー映画は特に、のちに名作といわれる作品ほど何とも言えないカルト感というかB級感にあふれている(私見)が、これはまさにその典型(私見)。

剥いだ生皮も一瞬で乾きそうなテキサスの空気感。冗長すぎる序盤。そのくせ最初の殺人のあっけないこと。
その後は、あっという間に最後の一人になった女の子が、叫び狂いながら延々延々逃げまくる。助かる。ドツボにはまる。また逃げる。

一人で観て本当に良かった。自分まで変態家族の一員になった気分にさせられた。

何度でも観たい名作ホラーは数あれど、これはもうおそらく二度と観るまい。
おなかいっぱい。

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団地妻



朝の8時に家を出て、団地の草むしりに2時間、姑宅に立ち寄り3時間を費やした。

稼ぎ時のパート勤務も某劇団のワークショップ参加も棒に振ったが、たまには果たさねばならないお役目もある。

姑は、私が訪ねると必ず食料を持たせてくれる。
お菓子率が高めなのは、私をまだまだ若者とみなしてくれているためと、私と違ってお友達が多い姑のもとに集う奥様方からの差し入れが有り余っているためである。
2010年7月24日土曜日 0 コメント

スペル

ホラーを観るにあたって監督やキャストには全く頓着しないので観終わってから知ったが、(こればっか)かの有名なサム・ライミ監督作品なんだそうだ。

まあそれを知ったところで、スプラッターがあまり好きではないので「死霊のはらわた」は観てないし、「スパイダーマン」との共通点はヒロインが若干おヘチャなとこぐらいか、程度の認識しか持てない映画オンチである。

とてもとてもベタな、音と間を使った脅かしでびくっとさせられた直後に、イキ過ぎた恐怖シーンに大笑いさせられるという、なかなかに忙しい作品であった。
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秘め事



ただ今独身貴族(死語)なので

夫の嫌いな納豆を食べまくる。

夫の嫌いなホラーを観まくる。

そして
夫の居ぬ間に初物をいただく。

白きうぶ毛は秘め事がよく似合う。
2010年7月23日金曜日 0 コメント

REC2

まさかのリメイク版だった事件の翌日オリジナルを観直したので、つつがなく2に突入。

悪魔祓い的展開になったことが不評のようだが、私は好みなので問題なし。
不可解で理不尽な出来事はすべからく物の怪の仕業なのだ、と捉えることによって人間は救われてきたのかもしれないなあ。などという私の短絡的な宗教観はさておき。

続編がありそうな展開。
回収されてない伏線がまだまだあるし、安否がわからずじまいの人物もいるぞ。
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ギャル部屋



身づくろいはカンペキにするが、自室は散らかり放題。

という、どこぞのギャルみたいなグリコ嬢のお部屋。

掃除して30分後にはこの有様です。
2010年7月22日木曜日 0 コメント

何かちょうだいよ



臀部の安定感がバツグン。

「節操のないピーターラビット」のポーズ
と名付けよう。
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何とか生き延びたわよ



行動範囲が激狭なため、敷物が替わる以外は毎日同じロケーションでの撮影。

クーラー部屋、と云い乍ら、いまだドライで粘っているが、そろそろ限界。冷房に切り替えてちょうだいよ。

と、伸びきったうどんのような姿勢でクレームをつけるグリコ。

2010年7月19日月曜日 0 コメント

REC(リメイク)

最後まで観終わって
「うーんどうなんだこれは」と思い、Amazonのレビューを読んでみたら、リメイク版であったことが判明。

なんか悔しいので、今日オリジナル版を借りてきました。これから観ます。

お供をシュークリームにするか、それともロールケーキにするか。
はたまた両方にするか。
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各々の仕事



涼しい部屋で朝から晩まで食っちゃ寝食っちゃ寝。
あーうらやましい。

こちとら3連休は3連勤。
「私の代わりに働いてきてよ」と詮無いことを言ってみる。

かに屋で働くうさぎの姿を想像して、ふふふと和む。
2010年7月18日日曜日 0 コメント

告白

家だと何かと気が散るので、仕事帰りに近所のドトールへ行き、読了。

巻末のインタビューにもあったが、「赤裸々な告白」には必ず虚飾がある。赤裸々でなくてもある。

本当の気持ちは本人にしかわからない。
本人にすらわからない。
2010年7月16日金曜日 0 コメント

もはやこれ以上



食べられないし歩けない。

左は薬、右は保険。

薬より先に保険に手が伸びてしまったことは、言うまでもない。
そもそも保険に『大満足』を求めること自体が間違っている、と思った。
2010年7月15日木曜日 0 コメント

せんない



数日前、愛車のラッタッタ(仮称)のシートをタバコらしきものでぶっすりとやられた。詮無い世の中である。

ぶっすり写真は撮りそびれたまま修理を終えてしまったので、かわりに真夏も近いのにマフラー装備の詮無いテディベアの写真を撮ってみた。
2010年7月14日水曜日 0 コメント

SAW4

3まで観ていたけど、けっこう時間が経っていて前回までのあらすじを忘れていた。

ということに観始めてから気づいた。

しかも外人の顔はどうも見分けがつかない。どれが誰だ。

このまま続けて5を観るか、それとも1から観直すか悩ましいところである。

それにしても、ジグソウにはなぜか私のなけなしの母性本能がくすぐられてしょうがないのだけど、単に見た目の問題かな。
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ひとりで



男の手料理のように飾り気のないチョコフォンデュを愉しむ。

バナナとパンが多すぎ?

それはね、


飢えているからだよ。
2010年7月13日火曜日 0 コメント

風呂上がりの



一杯。


というのはウソ。
ビール嫌いなのでただの記念撮影。

しかもこれビールじゃないしね。
2010年7月10日土曜日 0 コメント

ちっちゃいブログ



始めてみました。
態度はでかいけど。
 
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