数少ない電車移動や歯医者の待ち時間などにちまちまちまちま読み進め、このほどようやく読了。読書に割く時間が年々少なくなっているようだ、いかんいかん。
筒井作品の主人公たちは皆、とても頭がよい。
己を知り、世の中を知り、機転と洞察力にたけていて、そして孤独だ。
ただしたいていは、性格が少々悪かったり女々しかったり何かしらのコンプレックスがあったりするのだが、ラゴスさんはカンペキだった。カンペキすぎた。
最後まで読み終わったときに、
「くそっ、ラゴスのやつ、勝ち逃げしやがったな!」と思ってしまうほどに。
一周忌
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今日から明日に日付が変わるか変わらないかという微妙なタイミングで、グリコが旅立ってちょうど一年。愛するペットちゃんが亡くなることを「虹の橋を渡る」とか、うさぎの場合は「お月様に帰る」とかいう言い方をするらしいが、あまりにメルヘンチックすぎて照れてしまい、どう表現したらいいかいまだに迷う。ただ、メルヘンの世界でなく...
8 年前
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