2010年11月19日金曜日 0 コメント

タンポポ

ラーメン食べたい。

チャーハン食べたい。
オムライス食べたい。
北京ダック食べたい。
白桃食べたい。

生も性も死も食とともにある。人生を謳歌したかったらまずおいしいものを食べないとね。
と、しみじみ思った。

2010年11月13日土曜日 0 コメント

拝啓天皇陛下様

戦争ものの芝居の稽古中である夫が、参考資料用に借りてきたのを付き合いで観たのだが、面白すぎてびっくりした。

「男はつらいよ」シリーズをほとんど観たことがない私だが、渥美清がのちに国民的人気者になるのはもうこれは当然というか必然というか、運命だわ。と思わざるを得ない、天賦の才をまざまざと見せつけられた思いであった。

長門裕之の、飄々としながらも決してぶれない、二枚目が脇に回る際のお手本のような居ずまいも、素晴らしくイカしていた。

その他の俳優陣もみんな魅力的で、掛け合いが絶妙。その間合いにはこれっぽっちも古臭さが感じられない。

おかしくて、すこし切なくて、最後には元気が出る。どんな時代に生まれても要は生き方なんだ、などと、ひね切った私でも爽快に前向きな気持ちになれる、それが喜劇のし、真骨頂なんだな。

山下清(本物)も一瞬だけ出演。
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妖怪大戦争

ゲテモノ好きなので、過去には妖怪関連の本も結構読んだが、「妖怪ってあんまり怖くないな」という結論に達し、心霊系に走るようになった。
ある意味、幼心にもちゃんと水木しげるイズムが浸透したということなのかもしれない。だって妖怪は怖くないのだ。

テーマは万国共通なのかもしれないが、ちょっとした小ネタに至るまで、日本人が日本人に向けて作った映画、というかんじがして「邦画を観た」満足感を味わえた。
黒幕の加藤が「帝都物語のアイツみたいだ」と思ったら同一人物であった。ああ無知。

近藤正臣がとびきりステキだった。
神木少年は確かに天才子役かもしれないが、基本的に妖怪への畏怖が稀薄で「ぉわお」とかいう人(妖怪)を食ったようなリアクションばっかりするくせに、見せ場ではきっちり本息で芝居するみたいな賢しらなかんじがおばちゃん的には不満。
2010年11月6日土曜日 0 コメント

SAW6

悪い言い方をすれば、謎が明るみになるにつれてどんどん説教臭くなってきているし、ジグソウに対してお前何様やねん、と関西弁で思わないこともない。

しかし、誰もが多少は持ち合わせているであろう、ねずみ小僧的義賊に対するあこがれを巧みに突いてくるかんじが確かにあって、これはもう、演じる俳優の存在感とか説得力に依るところがかなり大きいんじゃないかと思う。

次回はいよいよファイナルで、なんでも3Dなんですってね!?
猫も杓子も3D3Dってどないやねーん、と関西弁で思わないこともないけど。
2010年11月2日火曜日 0 コメント

ラスクスクス



「最近はコンビニスイーツも馬鹿にできないもんだね」
などと言い、気軽に買い、気軽に食す日々への自省を込めて、たまには菓子を自作しなければならないと思っている。

冷蔵庫で死にかけていたバゲットを
切る
焼く
塗る
焼く
以上。

菓子作りなどと威張って言えない簡単工程だが、大量に使用されるバターと砂糖に恐れおののきながら作ることが自省につながるわけなのだ。
 
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