2010年12月30日木曜日 0 コメント

つるり



蕎麦より断然うどん派であった。奇遇にも、夫婦揃ってそうであった。

母の実家が長野で、蕎麦とりんごは親戚からよく届いたものだが、どちらもあいにく好きではなくほとんど食べず、これがうどんとみかんだったらうれしいのになあなどと罰当たりなことを考えていた。

年越し蕎麦だけはなかば義務のように食していたものだった。


それがなんとしたことでしょう。
ここ数年、蕎麦がおいしい。
奇遇にも、夫婦揃ってそうなりつつある。すっかり熟年の仲間入りだ。


今年も、劇団でお世話になっていた先輩から信州蕎麦が届いた。
心が浮き立つのは、蕎麦のおいしさを知ったせいばかりではない。


蕎麦はのどごしなどと言うけども、しっかり噛みしめて食べようと思う。
2010年12月28日火曜日 0 コメント

アトリエフォンテーヌにて



芝居を観てきた。

去年の今頃、ひょんなことから知り合った女優さんが出演。

その時は、所属劇団が活動休止になってちょっと路頭に迷い気味、というようなことを言っていたが、こうして活動が再開したようで、他人事とはいえ目出度い限りである。

劇団というのは、とりわけその座長というのは、所属する俳優の人生を丸ごと預かっている。その責任は重い。
俳優自身も、人生まるごと預けるくらいの覚悟でそこに存在していないと所属する意味がない。

泥臭いこと極まりないが、そういうものなのだろう。
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僭越ながら



クリスマスから3日が過ぎて、ようやくパーティー○ーレル付属のケーキに着手。
賞味期限とかあんま気にしないタチである。

時期外れに食べるのは毎年のことだ。

ケーキは別口で購入するので、できれば○ーティーバーレルにはケーキよりむしろビスケットかなんかをつけてほしい。ついでにサラダがもっと充実するとなおいい。

と思っている人はきっとたくさんいるはずだ、と夫に熱弁をふるうと
「投書でもすれば」
と言われた。

庶民派代表を名乗るのもおこがましいので、投書はせずにここにちんまりと書きました。

でも案外イケるよねこれ、と言いながら食すのも毎年のことだ。
2010年12月24日金曜日 0 コメント

FRIDAY THE 13TH part2

今日は24日の金曜日で同時にクリスマスイブでもあるのだが、そんな日こそホラーなのだ。

主にストーリー性の希薄さから、昔からスプラッターホラーがあまり好きではない。
改めて観てみてもやっぱりそれほど、といったかんじだ。

ただそれだけに、恐怖感はシンプルに植えつけられる。
ジェイソンは大人版なまはげだと思った。

「エッチなことばっか考えて浮かれてると、ジェイソンが来るぞ。」

クリスマス前夜、私にあるのは色気ではなく食い気だけだ。
ジェイソンも見逃してくれるだろう。
2010年12月22日水曜日 0 コメント

奥の手



今日は冬至。

グリコの怒涛の換毛がまた始まった。

ブラッシングはぶひぶひ言って嫌がるくせに、禁断のコロコロは平気らしい。

せっかく尻ハゲが治ってきたのに、今度は背中がえらいことになっている。

草を食むうしろ姿は、新橋のガード下あたりがお似合いだ。
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食卓のメリークリスマス



結婚当初に近所の雑貨屋で買ったミニツリーの箱と台座がだいぶくたびれてきたので、思い切って引っぺがし、件の皿にのせてみた。リャンメンテープ使用。

「そのお皿にはケーキをのせてほしかったのですが」
コー○ーコー○ーの人の嘆息がきこえてくるようだが、大丈夫、まだ3枚ありますから。
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自慢



○ージー○ーナーでケーキを予約してもらったお皿が意外とかわゆらしい。


実はもう一組ある。

なぜなら、2ホール予約したからなんだぜ。
2ホールを二人で食べるんだぜ。
すっげーだろ。
2010年12月21日火曜日 0 コメント

青年座スタジオにて



芝居を観てきた。

研究所の同期であるところの、野々村のんことキムラノブコの企画・制作・主演。
私なんか考えただけでおえっとなってしまうこの三段重ねを、彼女は好き好んでもう3回もやっている。


一年間、炬燵から一歩も出ない自称こたつむりの女が、罵ったり嘲ったり泣いたり笑ったりおえっとなったり気絶したり悶絶したりその他もろもろ。

こういう役は、男気のある女優でないと務まらないと思う。そうでないと観てておえっとなってしまうからだ。
野々村のんことキムラノブコはじめ、出演した女優陣みんながぱりっとした男気をもっているから、このギリギリ感満載の題材がきちっと昇華していたのではないか、という気がした。
2010年12月19日日曜日 0 コメント

サイコ

ノーマン・ベイツという名や、ヒロインのシャワーシーンや、ラストのサブリミナル効果や、名作だけに断片的な情報は見聞きしていたが、実はちゃんと観たことないのよね、という人は意外といるんじゃないかと思う。そうでもないかな。少なくとも私はそうであった。

公開からすでに50年が経っているが、100年経っても名作は名作だ。
なまじ映画オンチなだけに、こういった感動がこれから先たくさん待っているかと思うと、ちょっと得した気分になったりもする。
2010年12月18日土曜日 0 コメント

東京芸術劇場にて



芝居を観てきた。

新劇のお芝居には、良いところもあるが多分に悪いところもある、というのは実際に身を置いてみて痛感したことで、だから観ていてもほぼ必ず「あーあこれだ」と思ってしまう瞬間がある。要するにひねた客なのである。

しかし。
今回は全くそれがなかった。

なんというかとても美しい精神性でもって作られた作品だったように思う。

門外漢が偉そうに言えた義理ではないが、いい作品を作るにあたって演出家に求められるものは、手腕でもなくカリスマ性でもなく、きっと精神性の高さだ。
身を切るような痛みを経て、それは必ず役者にも伝染していくのだ。
そして客席にも。

そういうことが決してきれいごとではない、と思えた池袋の夜であった。
2010年12月17日金曜日 0 コメント

第9地区

ホラーは嫌いだがSFは嫌いではない夫と観賞。

例のごとくろくな下調べもしないで観たので、もっと大作然としている作品だと勝手に思い込んでいたのだが、いい意味で期待を裏切られたかんじだった。
手ブレ映像はやはり今の流行りなのだろうか。どうもなじめないが、面白かったからいいや。

製作者たちは「全く新しいタイプの映画だ」と豪語していたが、私の観始めての第一声は
「つ、円谷プロ!?」であったのだが、面白かったからそれでいいのだ。
2010年12月10日金曜日 0 コメント

中野ザ・ポケットにて



芝居を観てきた。

友達なのに、近頃じゃすっかりお世話になりすぎてもうちゃん付けで呼べなくなってしまった彼が作・演出をつとめ、彼のところの看板構成員が2名出演。

学園もので、先生役も生徒役も年齢的に無理なくハマるという俳優陣の層の厚さは、さすが老舗。

終演後の面会というのがどうも照れてしまって年々できなくなってきているので、後日感想メールを送るということが自分の中で定例化しているのだが、相手にとっちゃ迷惑なハナシだろうか。


公演は12(日)まで。チケットはまだあるそうです。
と、罪滅ぼしがてら宣伝してみました。
2010年12月8日水曜日 0 コメント

ホジティブ



かにをほじるための「ホジホジ」(R)かに道楽

店では割り箸同様使い捨てなのだが、我が家ではもう3回は使っている。


洗ったらよく乾かすのがポイント。
2010年12月7日火曜日 0 コメント

蟹バリズム



ずわい姿茹で。

ポケットマネーで買いました。

本番直前の夫のため、というのは口実で、実は自分が食べたかったのだ。
というのは照れ隠しだ。

ともあながち言い切れない。
 
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